度を超したストーカー行為におびえた女性は家族に相談し、署に8回も「助けてほしい」と懇願に行っていますが、「男と女の話に警察は手が出せない。ほかの事件で忙しい」と相手にされませんでした。
殺される直前に女性は友人に「殺されるかもしれない」「警察はあてにできない」と打ち明けていたといいます。
自分が殺されるかもしれない、そしていちばん頼りになるはずの警察もあてにならないと気づいたときの女性の恐怖はいかばかりのものであっただろうかと思います。
この事件が起こった背景には、まず担当した警察官、また警察署の対応自体に問題がありますが、それ以上にストーカーを取り締まる法律がなかったということが、この事件を生む要素としてあったといえるでしょう。
こうした事件をきっかけに、ようやく法整備の動きが具体化し、2000年11月24日の「ストーカー行為等の規制等に関する法律」(ストーカー規制法)の施行に至ったわけです。
遅きに失しましたが、これ以上ストーカーによる犠牲者を増やさないためにも、こうした武器を最大限活用し、ストーカー被害者の安全を確保していかなくてはなりません。
そして、このような事が起こる前に防犯カメラ を付けておきましょう。